貿易条件公開日 2026-02-20更新日 2026-05-09

キッチン用品の出荷における EXW と FOB の比較

FOB が割安になるケースと、バイヤー主導の EXW が有利なケース。

要点

  • EXW はバイヤーが輸送ルートと混載を自由に組めますが、出荷地側の物流手配を自分で負う必要があります。
  • FOB は輸出通関と港の取扱が売主側になります。台湾現地に代理店がないバイヤーにとっては FOB の方がシンプルです。
  • 少量 MOQ の LCL 出荷では、FOB + 現地フォワーダーの方が EXW + バイヤー手配よりも結果的に安くなりやすいです。
  • PI 段階で条件を確定してください。Incoterm によって単価と港でのリスク分担が変わります。

EXW と FOB とは?

EXW(Ex Works / 工場渡し)と FOB(Free on Board / 本船渡し)は、国際貿易で最も多く使われる Incoterms の 2 つです。どちらを採るかによって、コスト構成とリスク分担が直接変わります。

EXW のメリット・デメリット

売主の責任が工場出荷時点で終わるため、単価は一般に低め
バイヤー側で内陸輸送、輸出通関、混載手配をすべて負う必要あり
自社フォワーダーや現地代理店をもつバイヤーに向く

FOB のメリット・デメリット

売主が積出港までを負担するため、引き渡しがスムーズ
フォワーダーが港から港までの手配を前提にしている場合、FOB がそのままはまる
少量出荷では FOB 側で固定的な追加費用が乗りやすい。最低ロットラインを事前確認してください

どう選ぶか?

自前の物流網がある → EXW でコストを抑える
初回取引または少量発注 → FOB が安全
判断がつかない → 両条件で見積を依頼し、着地ベースの総額(landed cost)で比較

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